2/15、幕張メッセで開かれた「スーパーマーケット、トレードショウ2018」に行ってきました。久しく大きなコンサートやスポーツを見に行くこともなかったので、おそらく万単位は出ているであろう人々の多さに酔いそうな感じがしました。
目的はそこで開催されたバイヤー大学。今回の講師は株式会社フーディソン代表取締役CEOの山本徹様でした。フーディソンさんは私も普段お世話になっている仕入先を運営されています。漁師さんから直接手に入れられない魚介類をネットで注文できる「魚ポチ」さんは頼りになる仕入先です。
山本氏がIT業界から転身されて埼玉県で魚屋を開業されたこと。
そこでの失敗談と現在へのご発展。
魚の売買市場はIT化の余地がまだまだあること。その反面、IT化は難しいところがあること。
流通業者と消費者に知識差が大きいこと。そのため情報を共有化することでまだまだ価値訴求する余地が存在すること等々。
多くの事を学ばせて頂く一時間になりました。
山本氏もおっしゃられていましたが、魚の価値の要素、サイズ、天然/養殖、価格、産地。
当店でも1パック500円の範囲で上記の要素すべてをつぎ込まなくてはいけません。
毎日、頭を痛くしながら商品を決定しています。
当店では文章より会話で、お魚のことを解かってもらうことに努めています。お客様に話していただき、現状を教えてもらい、それに対して情報を提供させて頂いてます。
ただそれだけだと、お話ができるお客様が限られてしまいます。文字や画像、時には動画などで発信していかなくてはならないと痛感しました。
まだまだ学ばなくてはいけません。そして多くの人にわかりやすく魚の良さを伝えていかなければなりません。
それが旬あじけんの使命の一つであると考えています。